山本操法とは?
What is Yamamoto manipulation?
戦後の日本では、国民皆保険制度が整備される以前、医療インフラは十分に整備されておらず、医者や病院、効果的な薬も足りていませんでした。
この時期、病気や怪我をした人々は、簡単な処置と自然治癒力に頼って治ることが一般的でした。このような状況下で、医者たちは何でも求められ、内科から外科、産婦人科に関する問題まで、幅広い問題を相談されました。
その結果、医者たちは試行錯誤しながら多くを学び、経験の中からそれぞれの治療方法を確立してきました。一昔前の医者の方が優秀だというイメージは、ここからきているのかもしれません。
しかし、近代以前から、身の回りにあるものや、自分の体や自然治癒力を活性化させることが主な医療であり、それらは現在、伝統医療と呼ばれています。現在では、エビデンスが揃いつつある漢方、医療としてのヨガ、中医学などが、伝統医療とされています。
このような背景の中、山本操法は、九州鹿児島で行われてきた伝統医療の一つです。
山本先生が偶然にもこの伝統医療を伝承し、その後、試行錯誤しながら体系だて、洗練させました。その結果、もっと多くの人がこの伝統医療を学び、使用できるようになりました。
実は、山本操法の技法の一部は、秘伝として他の整体で用いられたり、あるいは秘伝と呼ばれているものと、ほとんど同じことを「当たり前の基本」として、教えていたりします。
山本先生が、伝統医療を60年かけて発展させた結果だといえます。
山本操法は、外科的な症状だけでなく、皮膚、慢性的な病気、早産対策など、多岐にわたる問題にも対応できるのが特徴です。これらの詳細はマスターコースの目次でご確認いただけます。この方法は、90種以上の症状を分類し、それぞれの対応方法を体系的に整理しています。そのため、学びやすい形で提供されており、多くの人々にとってアクセスしやすい内容となっています。
山本操法では、西洋医学や解剖学的な視点からは説明が難しい独自のアプローチを用います。例えば、首にギブスをしている人に対しては、足にアプローチするという独特の方法を取り入れています。さらに、肝臓や腎臓へのアプローチでは、太ももの外側に焦点を当てます。この方法は、通常の経絡の考え方とは異なりますが、正しく実施すれば、高い再現性と効果を発揮します。
山本操法は、西洋医療や中医学由来の経絡などの体系とも異なるアプローチを採用していますが、内部から外部にかけての全身に対して、実証済みの方法を提供します。この特徴は、山本先生の60年以上の試行錯誤と、その後伝承された先生たちの実績に基づいています。
安心して学べるよう、このコースでは、現代医療(厚生労働省)のガイドラインと指導内容をしっかりと組み入れた形で、山本操法の教育が提供されています。これにより、学ぶ者は確固たる基盤の上で、この独特かつ効果的な方法を学び、実践することができます。
山本操法自体は、伝統医療として、九州鹿児島で長く使われてきました。今でも、現代医療(西洋で発展した解剖学由来のもの)だけでは解決しない症状は多くあります。あるいは、未病のようなもので、病院に行くのは、憚(はばか)れます。
そのような時、多くの人は「伝統医療(おばあちゃんの知恵、養生食など言い方は様々)」を利用します。
山本操法は、これらの伝統医療の中でも、独自の身体の相互作用を発見し、効果的なアプローチを見出したものです。
効果については、ここで上げることは難しいですが、学んだ治療家や、その患者さんたちからは、驚きの声をたくさん頂いています。
詳しくは、オンラインコースにて紹介しています。是非、ご覧ください。
山本操法は、中医学経由の考えとも、西洋医学とも異なる別のアプローチです。しかも、無理な動作をさせるようなこともありませんので、日々の治療の中で、少しずつ取り入れることができます。
安全に、少しずつ、患者さんに提供し、喜んでいただけるものです。
非常に効果があるにもかかわらず、このままでは時間と共に忘れられたり、網羅的なアプローチの一部を取り出して「特別な秘技」として使われ、限られた人しか恩恵を受けられない状態になります。
これは非常に勿体無いです。
そこで、このオンラインスクールでは「Webさえあれば」学べるように、動画を収録し、コースとして提供しています。
是非、あなたにも「山本操法」の世界を知っていただきたいです。
まずは、無料コースからお試しください。